渡英 留学 経験 blog

高校からイギリスへ留学した時の経験や経緯などを書いていきます。

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イギリスでの高校生活 寮生活編

 

 

どうも、スズキです。前回のコロナ記事以降、イギリスではどんどんと新規感染者数が減っていき、一日あたりの死亡者数もようやく1000人を切ってきました。このまま良い方へ向かってくれることを願っています。

さて、今回は前回の終わりに書いた通り、留学後の学生生活経験を皆さんにお伝えできればなと思います。

 

稚拙な語彙および文章等ありましても、ご了承、およびご容赦下さい。皆様の読む時間を価値あるものへ、この度の話が誰かの役に立てばいいなと思います。

 

 自己紹介でも書きましたが、日本の高校での自分は一切英語が喋ることが出来ない状態で渡英しました。どのくらい出来なかったのかと言うと、日本の高校のテストでの成績は堂々の"2"、いつも赤点ギリギリで生きていました。言い訳のように見えるかもしれませんですが、中学の頃から英語の先生とは相性が悪く、ほかの教科と違い面白さが全く見いだせずにいました。さらに、その頃の自分は海外へ行くことなんて一切考えておらず英語を進んで学ぼうとは思えませんでした。そんな状況でしたので、イギリス旅行中も、もちろんイギリスの高校の見学なんて行きたくありませんでしたし編入なんて一寸も考えていませんでした。しかし、イギリスの学校でミーティングをして考えが120°くらい変わり、もう一度挑戦してみるかと思い、母に対してその旨を話し逃げ出さないと誓い、誓約書みたいなものまで書き覚悟を決めました。

本来ならたった1週間のみのイギリス旅行が気がついたら留学に変わった瞬間でした。

それでは本題であるイギリスでの高校生活を事細かに……とまでは行きませんがどのような感じだったのか皆さんにお伝え出来るように書いていこうと思います。しかし、描き始めてみたらあまりにも長くなりそうなので、寮生活編、学業編、学外編の3本書いていこうと思います。今回は寮生活編となっております。




まず、学校のシステムとして幼稚園から高校まであるPrivate International School(私立の国際学校?)であり、海外からの留学生とイギリスの学生が混ざって勉強していました。また留学生や遠いところから通うのが大変な学生のために寮がありました。

寮は合計4つあり、高校生未満の学生のために男女それぞれ1つずつ、それとは別に高校生のために男女1つずつ。しかし、高校生寮のほうはコモンルーム(リビング的な所)で合流しており、お互いそこまでは行っていいルールになっていて、コモンルームで一緒に遊んだり、テレビを見たり、キッチンもあったので料理を作りあったりしました。部屋わけは基本2人1部屋、トイレシャワーは2部屋に1つずつと言ったような感じでした。ただし、year13(yearシステムについては教育システムの違いをご参照下さい。)の寮生は最終学年のため勉強に集中するため(という口実のもと)一人部屋が与えられました。というより自分で勝ち取りました。もともと高校女子寮があったところまで高校男子寮だったのですが、システムよへんこうにより我々男子の領土が減ったため、最終学年でも2人1部屋にされそうだったのをyear13に上がる時に寮長に直訴し、いくつかの倉庫や職員用の部屋を生徒用に変えてもらうことに成功したのです。

 システムも少ししょうかいできたところでそれでは、寮生活についてお話していきます。

7:20 起床(職員が起こしに来る)

7:30-8:10 朝食

8:30-17:00 学校

17:30 点呼

18:30-19:00 夕食

19:15-20:45 Study time

20:45-22:30 自由時間

22:30- 消灯(寝なくてもいいがゲームは禁止、携帯の使用は可)

 

まずは食事、寮では朝昼晩3食食事が出て、朝は7:20~、昼は寮生以外の生徒たちと共に、夜は18:30~とほぼ決まった時間に食堂で食事がとれます。その食事の際に寮の職員によって出欠が取られ、顔を出さなかった寮生は後に理由を聞かれます。しかし、この寮で出る食事があまりにも…美味しくない。と言っておきましょう。(流石にそれ以上は失礼にあたるかな?)なので、自分は友人と共に定期的に食堂で食事を取らずにTakeawayかデリバリーで食事を済ませていました。その際に職員に見つかると没収されるので様々な方法でデリバリーを回収していました。メンバーの1人が職員と話をしている間に受け取る、ゲートに近い部屋からロープを括りつけたバケツを下ろして回収する等など。そこまでして寮での食事を避けたかった訳では無いですが、若さもあり、その方法を考えている時、実行している瞬間があまりに楽しく、辞めることはできませんでした笑

 

次に自由時間の過ごし方についてです。

自由時間中は皆各々好きなことをして過ごしていました。自分は大体友人とゲームをするかビリヤード、ダーツ、外に出てタッチラグビー、フットサル等で遊んでいました。平日は街に下りられないので基本学校内でできることをやっていました。

 

 Study timeではその日に出た課題+復習予習を、この時間中は携帯の使用は禁止、しかしPCの使用は可能だったので半数くらいの友人はパパっと宿題を終わらせPCで動画を見ていたりゲームをしていました。ただ、定期的に見回りに来る職員にその現場が見つかると没収されてしまうので友人同士で連絡を取り合い、"今からそっち行くぞ"等のやり取りを行っていました。ちゃんと勉強はしていましたよ?本当ですよ。

 

一転休日はかなり自由で、日曜16:30までは基本的にずっと自由です。電車に乗って隣町に行ってもいいし、ずっとゲームをしててもいいし、夜には寮にいなければ行けませんが、消灯時間も無くなり、夜通し何かをすることも可能でした。また、許可さえあれば友人の家でパーティに行き、翌日帰ることも許されました。

 

たまに寮内で酒を飲むことも許されます。そもそもイギリスでは18歳で成人、16歳からは保護者の元でなら飲酒が可能なのです。そういった日には職員も一緒に酒を飲みながらゲームを夜通しやることもあったり。

寮生の為のトリップもあり、様々な経験が出来ました。自分が最も記憶に残っているのが乗馬体験やペイントシュート(サバイバルゲームみたいなもの)です。

 

 また、寮生同士とても仲が良く、年月はもう経ちますが未だに連絡を取り合う友人もいます。

そういった友人は自分が辛い時も楽しい時も同じ時を過ごした仲間ですし、なにより自分が挫けずに成長できた大きな理由でした。

 

如何でしたでしょうか?予想以上に思い出が蘇ってしまってこれでもそこそこ削ったのですが、長くなってしまいました。正直まだまだ書けることは山ほどあるのですが、このあたりで終わろうと思います。

 

今回の一言は”楽しんだもの勝ち”にしたいと思います。

 

次回は学業編をやろうと思います。

 

お時間頂きありがとうございました。