渡英 留学 経験 blog

高校からイギリスへ留学した時の経験や経緯などを書いていきます。

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イギリスの大学生からみたコロナの現状、生活への影響。

どうも、スズキです。ここ一カ月くらい、ニュースを眺めていると必ず新規感染者数、死亡者数等のワードとともに出てくるCOVID-19、所謂コロナウイルスですが、イギリスでも大流行しています。そんな中、あまりにも一日あたりの死亡者数が多くなってしまった(一日平均1000人以上)ためイギリス政府は1/6から全国Lockdown(都市封鎖)を宣言しました。今回はそんな中で、実際に生活をしていて、どのように感じるのか?普段の生活への影響はどの程度なのか?ワクチン等の予防策はどうなっているのかをお伝えできればな。と思います。

 

稚拙な語彙および文章等ありましても、ご了承、およびご容赦下さい。皆様の読む時間を価値あるものへ、この度の話が誰かの役に立てばいいなと思います。

 

まずは、大学生である僕が一番大きく関係のある大学や学校の話をしようと思います。大学は始まった9月からずっとオンライン授業を基本とし、実習等の時はオンラインとオフラインどちらか選べる、といった体制でやっていました。正直その時点で大学とは。。?と考えていました。オンラインでいいのならそもそもイギリスに来る必要がなく、どこからでも授業に参加できますし、オンラインならば基本参加者の数は際限なく増やせますから、それならばオックスフォード等の授業に、お金を払って参加した方が良いのでは?等、”大学”に対する考え方も少し変わっていきました。

自分は今最終学年にあたる3年生なのですが、1,2年生の頃(大学に普通に通っていた)と比べてなんだか”生活”をしている感覚が非常に薄くなっているように感じます。普段でしたら、大学の授業にいく

友人と話をしながらどこかに遊びに行く

そのままパブにいく

といったように学生生活をおくれるのですが、大学には行かなくてもよくて、パブは10時に閉まる。そもそも学生たちが学生街に戻ってきていない。これが多くのイギリス大学で起こっている事態です。

多くの物事がオンラインで済むようになってきていることは非常に便利になっている反面で多くの損失が隠れているのだな。と思うようになりました。

 

それでは次にコロナの現状とワクチンについてお話していきます。

 

イギリスでは12月末ごろから1/30現在まで毎日1000人以上の死者が出ており、新規感染者数は今だ多いですが、lockdown直前の時期の半分まで落ち着いてきています。イギリス政府は全力でワクチンセンターを増やしていき、医療関係者の後にまずは80代以上のお年寄りから順次ワクチンを打っていき、大きな都市に一つずつ(いまのところは)大きなセンターを置き、周りの町へワクチンを広げているようです。使われているワクチンはアストラゼネカファイザーの二種を摂取していて、気になる副作用は今のところ目立った副作用の報告はないようです。

 

lockdown中、政府はかなり厳しい制限を我々にかしています。外出していいのは、買い物へ行くとき、一日一度の運動をするとき、仕事に行かなければならないとき、緊急時のみとされていて、それ以外で外出していて、警察に見つかった場合は罰金から最悪禁固刑まであり得るレベルです。また、運動というのも住んでいる地域での運動のみが許可されていて、それ以外、車で出かけて行うような運動には制限が掛けられています。イギリス政府は多くの人たちがロンドンからデボンやコーンウォル等、田舎の方へ逃げていき、その先で感染を拡大させている事実から、車での理由なき遠出は罰則の対象としてかなり多くの市民が罰金を支払わされているようです。実際、lockdownの2週間前はコーンウォルのアラートレベルは唯一のtier2、ほかのイギリスの地域ほとんどがtier3か4であったことから見るにいきなり感染者数が爆増したのはクリスマスなどで様々な地域から沢山の人たちがまだ安全(であった)なコーンウォルへと遊びに来てしまったのが原因と言われています。

しかし、現状は少しずつ良い方へ向かって来ています。週ごとの感染者数も減ってきており、ワクチンとlockdownの効果は少なからずあるのではないかと思います。

 

いかがでしたでしょうか、今回は時事的なトピックについて記事にしてみました。

日本ではワクチンの摂取についてかなりの議論があるようですね、イギリスに住んでいる自分からすると正直な話、摂取する以外に択はないのかなと思うのですが、日本の中の風潮があまりよくわかっていないのでコメント等で教えていただけると幸いです。



今回の一言は”人命より重いものはない”にしようと思います。

 

次回は自分の高校時代の経験を詳しく書いていこうと思います。

 

お時間いただきありがとうございました。